息の継続時間をチェック
時計の針を見て息をどのくらい長く吐いていられるか計ってみよう。息の長さがわかるように音を出して見よう。息の量にムラがないようにできるだけ少しずつ吐いてみよう。

30秒以上 とても良い
20秒以上 良い さらにトレ一ニングを積もう
10秒以上 難有り 腹式呼吸を1からトレーニングしょう
10秒以下 危険 帯か肺に病変が有る可能性大

あなたのタイムはどうでしたか?
20秒以上の人は息を充分に吸えているので、起声が上手くできれば問題ないでしょう。
10秒から20秒の人はロングトーンの前に呼吸法をもう一度丁寧に練習する必要があります。
10秒以下の人はもしかすると肺に欠陷がある場合がありますので、お医者さんの診断を受けてみてください。



ロングブレスの重要性
ロングトーンはヴォーカルだけでなくすべての管楽器系の最も重要な基礎卜レーニングです。サックス、卜ランペッ卜などの管楽器系は吐く息が安定して初めて演奏が安定してきます。

最初にロングトーンをしっかりと練習した奏者は、その後の上達が早いそうです。

また逆にロングトーンがちゃんとできるかどうかで、その演奏者の実力も判断できるでしょう。ヴォーカルに関してもまったく同じことが言えます。

ロングトーンがちゃんとできないということは、発声テクニックのどこかに問題があるということです。当然、もっと難しい練習をいくらやってもあまり効果が上がりません。根本的な発声テクニックに問題があるからです。

読者の中には『ほかは上手く歌えるんだけど、長いフレーズだけは息がもたなくて上手く歌えないので、何とかならないかな?』などと思ってこの項を開いた人も多いでしょう。

でも、この人たちは、まだ自分の歌をよくわかっていないだけで、プロの耳で聴けばロングトーンだけができないのではなく、きっと音程が甘かったり、声童がなかったりするハズです。

こういう人はロングトーンをしっかりとマスターすることにより、歌全体が確実にレベルアップします。単純で地味な練習ですが、本当に歌が上手くなるためには重要なテクニックなので頑張りましょう。


なぜ息が続かないのでしよう?
理由はいくつかあります。

①吸った空気量が少ない。

②空気量は多いのに声を出すときの声帯を開くタイミングが早すぎて息が漏れてしまい、息がすぐになくなってしまう。

③息の保持が下手で吸った空気がすぐ漏れてしまい、息がすぐになくなってしまう。


ブレストレーニング
声は息が声帯を振動させることによって出ます。息のうまい吸い方と吐き方を覚えることがヴォーカリストにとって重要なのは言うまでもありません。

まず、呼吸には3つの状態があります。
それは、吸気、呼気、止気と呼ばれ、それぞれ息を吸う、吐く、止めることです。普通、呼吸と言うと、この中の息を吸うことと吐くことだけを連想しますね。

もうひとつの止気というのは息を止めた状態のことを言い、実はとても重要なのです。息を吸うと体は余分な息を外に出そうとしますから、力を完全に抜いているとすぐに出ていってしまいます。

それでは、長いフレーズは歌えません。つまり息を吸ったら、空気を肺の中に保持しなければなりません。そして保持した空気がすぐ流出してしまわないように空気を保持しつつ息を吐いていくという動作が大切になってくるのです。

初心者はこの空気の保持を知らないか、あまり意識していないので息が続かなくなってしまうのです。

また、息を止めると言っても喉を詰めた止め方では声帯を痛めやすいですし、上手く声を立ち上げられません。喉はリラックスした状態にしておき、肺を拡げ息を吸う筋肉群と、収縮させ息を吐く筋肉群の力のバランスを拮抗させることで空気を保持し、息を止めるのがコツです。


吸気
・基本は、音を立ててすすって吸わない。
・体を拡げてやれば空気は自然と入ってくる。
・吸いすぎない。
・肩を上げない。
呼気
・息の最初はあまり吐こうとせず、空気の自然の流出運動に少し力を加えてやる程度にする。
・鳩尾をやや張っていく感じで吐くと、下腹の方からだんだん絞られてくる。
止気
・喉で止めようとしないで筋肉のバランスでキープする。
・くしゃみの前の一瞬息が止まった感じや、写真のシャッターを押そうとして息をそっと止めたような感じ。