カラオケは音楽の学校教育には組み込まれないのか

学校教育とカラオケ
日本の学校教育の現場ではどうだろうか。1993年に文部省の「教育白書」で初めて、カラオケが茶道、絵画、陶芸、工芸と並んで国民の文化活動と認定された。

近年の高校の音楽教科書にはポップスや演歌が登場し始めている。

全国カラオケ事業者協会では、毎年10月17日を「カラオケ文化の日」としてキャンペーンを実施しているが、その中で、子供の教育にカラオケを役立ててもらおうと、全国の小学校にカラオケセットを寄贈している。

しかし、現実では、カラオケは「音楽」として認知されていないのか、音楽の教育には組み込まれていないのだ。

学校の中でのコミュニケーション強化にカラオケが役立つと思うのだが、まだまだ教育現場は柔軟性が足りないように思える。

子供の特徴を、さまざまな観点から伸ばすためにも、カラオケは1つの可能性を秘めている。『エコノミスト』誌の記事でも、音楽大学のクラシック至上主義からの脱皮を問われているが、音楽の先生がカラオケ業界に就職してもいい。

それに、社会科学系の大学でカラオケをテーマにした産業論や、サブカルチャー論、メディア論を扱う講座は数校だ。

音楽関係者の方々にも、もう少し頭を柔らかくしていただき、カラオケ業界の方々にはもっと学校教育にアプローチをかけていただいてもよいのではないだろうか