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メタボ対策?高齢化?意外とカラオケはカロリー消費している

さて、カラオケは運動でもある。このことは、医学博士の福田伴男氏が「カラオケ健康法」で1996年に発表し、その後すっかり定着しているが、今後の高齢化社会ではさらに大きな意味をもってくるだろう。第一興商はこれをいち早くカラオケに取り入れ、〈カロリーカラオケ〉を導入した。福田医師による監修で、1曲唄うことでどれだけのカロリー消費があるか、ということが歌ごとに計算されるカラオケシステムである。
口先だけで唄ったのでは大した運動にならないが、本気で大きなで唄うと1曲でかなり体力を使う。では、本気で唄うという行為を身体の働きとしてとらえるとどのようになるだろうか? 歌の基本は呼吸である。本気で唄うためには横隔膜を鍛える必要があり、それが腹筋、背筋と連動しているため、全身運動となる。ボイストレーニングを行っている先生によれば、病気療養後や、手術後のリハビリとしてカラオケをすすめる医師が増えているのも、本気で唄うとここから筋肉が鍛えられることが明らかになっているからである。先生によれば、10曲続けて本気で唄うと、約1キロ走ったのと同じぐらいの運動量になるという。下手に慣れないダイエットや運動に手を出すよりも、身ひとつで可能な「唄う」という運動は今後も注目されるべきだろう。