声を構成する4要素
声を文字で表現するのはたいへん困難です。声をいい表す言葉は昔からたくさんありますが、どれをとってもわかったようでわからない。

黄色い声、明るい声、暗い声、甘い声、重い声、軽い声、やわらかい声、かたい声、冷たい声、透明な声、金切り声、鈴をころがすような声。こうしたさまざまな声をつくりあげる要素として次の4つが挙げられます。
①高さ、低さ。
②強さ、弱さ。
③音色(音質)。
④呼気持続。

声の高低は、声帯の振動数で決まります。
ふつうのおとなの話し声の場合で、1秒間に100~200回の振動、つまり100~200へルツ(音の高さを表す単位。1秒間の振動数)です。話し声の高さを話声位といいます。
もっと正確な数字を挙げますと次のようになります。
成人男子の場合、110~145ヘルツ。音階的にはA(ピアノの鍵盤中央の「ド」より1オクターブ下の「ド」から左へ2つめの「ラ」)~d(Aより右へ3つめの「レ」)の間になります。

成人女子の場合、220~295へルツ。音階的にはa(ピアノの鍵盤中央の「ド」より左へ2つめの「ラ」)』~d1(aより右へ3つめの「レ)までの間です。
つまり、女子の声の高さは、ピアノの鍵盤中央の「ド」(c1の前後であり、男子はそれより1オクターブ低いということです。歌を歌うときには当然違ってきます。その人が出せる声の高低の幅(声域)によって、ソプラノとかアルト、テノール、バスなどと分類します。
このように声の高さは声帯の振動数に比例しており、だから声帯の短い女子や子どものほうが、高い声が出るわけです。つまり、声の基本的な高さは、ある程度先天的なもので決まります。しかし、基本的な高さを中心に声の出る幅を広げることは、訓練でどんどんできるようになるのです。
話声位は、ふつうに話をしている場合の声の高さですが、詩や本を朗読するとやや声は高くなり、緊張するともっと高くなるなど、心理状態によってかなり変化が表れます。
声の強弱これは声帯と呼気との関係、つまり喉頭原音のエネルギーで決まり、原音エネルギーは声門の閉鎖力(声門抵抗)と声門下圧(声門にかかる呼気の圧力)および喉頭の効率が関係します。
声を出すには左右の声帯が閉じられます。その左右のリードが閉じたところが声門で、ここにどれだけ強い空気を送り込めるかが問題なのです。声門下圧が強いことが要件です。もう一つの要件は声帯の閉じる力が強いこと、呼気が声門を通過する際、声帯の振動の振幅が大きいか小さいかが決め手となります。発音体である声帯および喉頭の効率も関係しますが、強く閉じた声帯が大きく振動すると大きな声、強い声になります。
以上の2つの要件が満たされていることが大切ですが、どちらかが弱かったり、異常に強すぎたりしても強い声は出ません。たとえば、呼気が強くて声帯が閉まらないと、息もれがして、いわゆるハスキーな声になります。もっとひどいと、気息声(ほとんど息だけで、声にならない声)「ハー」になります。

音色(音質)音の高さや強さが等しくてもピアノの音とヴァイオリンの音とではまったく違った音に聞こえます。この音の特性を音色といいます。
一般に声の個人差というのは、この音色の差です。声帯の使いかたや、共鳴腔の形、使いかたでさまざまな音色が生まれます。
明るい声、暗い声、渋い声、やわらかい声など、文字どおり十人十色の声が生まれる過程で、声帯の共鳴器官である付属管腔がどのようにかかわりをもつかは非常に複雑で、まだこの分野の研究はあまり進んでいないのが実情です。
声帯や付属管腔に炎症を起こしたり、腫瘍ができるなどの変化によっても音色は変わりますし、年齢につれて起こる声帯や付属管腔の形の変化によっても、音色の変化が起こります。
音色の分類はさまざまで、女性のかん高い、頭のてっぺんから出るような声を黄色い声と称するのをはじめとして、七色の声という分類をするひともいます。

呼気持続も、声をつくる1つの要素です。声を出してしゃべるのに必要な呼気量を、どのくらい提供しつづけることができるかで決まります。声のためにどんなによい楽器をもっていても、楽器を奏でるエネルギーがなければダメなのです。
発声の持続時間を計ってみる方法があります。母音の「エ」あるいは「ア」を発声し、何秒間つづくかを計測します。平均値は、成人の場合、25秒前後です。これが10秒以下しかつづかないようだったら、声門の閉じが不完全であるとか、声帯にイボのようなものができているとか、発声器官になんらかの欠陥があるか、あるいは呼吸器官の異常が考えられます。
呼気の使いかたが悪いときも、短くなります。

以上4つの要素がからみ合って、声の特徴が出てきます
一般には大きい声と高い声、小さい声と低い声を同じように考えているひとが多いのですが、これは違います。たとえばノコギリのような音は小さくても高い。反対にお寺の鐘などは遠くまで響いて大きいが音は低い。大きくて高い声もあるし、蚊の鳴くような小さくて低い声もあります。
あらゆる声のなかで、聞きづらいのが小さくて低い声。話の内容も伝わらず、自信のないひとに思われてしまいます。
また小さくて高い声も、ちょっと聞いたときには澄んでハツキリした声として好感をもたれることかありますが、単調になってしまうと、聞き手を疲れさせてしまうという欠点があります。
声の4要素をうまく配分して、あなたらしい声に磨きをかけ、声の心理効果を応用して、時と場合によって声を使い分けることaが最終目的です。


「イメージトレーニング」で、自分のベストの声を
あなたの「声のカルテ」をつくってみよう
録音した自分の声を「思ってたよりわるい」と感じるなら、どこが「思ってた声」と違うか、考えてみましよう。

わるいところは、どういうところですか?
どこを、どう治したら「いい声」になるのでしょうか?
このボイストレーニングの目的は、あなたの声の欠点を治し、あなたほんらいの声の個性を生かすことですから、どこが欠点なのか、はっきりさせておく必要があります。

まず、どういう印象の声かをつかみましょう。
声をあらわす言葉はたくさんあります。
たとえば「高い声」を例にとると
「カン高い声」
「キンキン声」
「キーキー声」
「黄色い声」
「鈴を転がすような声」
「頭のてっぺんから出る声」
「鳥のさえずるような声」「鈴を転がすような声」をべつにすると、高い声の聞きづらさをあらわしたものが多いようですね。
声の欠点をはっきりさせることが目的ですから、いろいろな声のネガティブな表現をあげてみます(カッコに入れたのは、反対のポジティブな表現です。ないものもあります)。
悪い声 良い声
×くらい声(明るい声)
×ほそい声(ふとい声・よく通る声・朗々とした声・張りのある声など)
×硬い声(やわらかい声)
×冷たい声(あたたかい声)
×重い声(かろやかな声・重厚な声)
×濁った声(澄んだ声)
×ダミ声(澄んだ声)
×ドスのきいた声(かならずしも「わるい声」ではない・反対の表現に、さわやかな声・明るい声など)
×ツブレた声(いきいきした声・さわやかな声・明るい声など)
×カスレ声(なめらかな声・ハスキーな士戸)
×しゃがれ声(なめらかな声・ハスキーな声)
×ねばっこい声・歯切れのわるい声(歯切れのいい声)
×割れた声
×息がもれる声
×息苦しい感じの声
×鼻にかかった声(さわやかな声・すっきりした声)
×震え声(しっかりした声。落ち着いた声)
×聞き取りにくい声(はっきりした声・よく通る声)
×ボソボソした声(ハキハキした声・よく通る声)
×老けた声(若々しい声・つやのある声)
× ヒステリックな声(落ち着いた声)
×こもった声・くもった声(よく通る声・はっきりした声・さわやかな声)
×甘ったるい声(甘い声)
×カン高い声・キンキン声・黄色い声・頭のてっぺんから出る声(おだやかな声・鈴を転がすような声)
あなたの声の「欠点」は、どれかにあてはまるだろうと思います。いくつか重複している場合もあるでしょう。それが、あなたの声の「症状」です。



重い声、こもった声
高い声を出すときと、低い声を出すときとでは、舌の位置(高さ)が変わります。鏡にむか って実験してみればすぐにわかります。 高い声を出すときは、舌は高い位置に あります。低い声を出すときは、舌は低 い位置にあります。 舌を高い位置においたまま、低い声を 出そうとしてみてください。声が出しに くく、出てもこもった、重い感じになる でしょう。 しかし中には、この舌の位置があまり 変化しない人もいます。これは、舌の使い方が少し不器用なのです。こういう人は、ふだんでも舌を比較的高い位置に保ったまましゃべります。 声が重い感じ、こもった感じになるのはそのためです。

ほそい声・ふるえ声
ほそい声。ふるえ声というのは、要するに弱い声です。 声が弱いということは、声帯がよく振動していないことを意味しています。声帯が よく振動しないのは、息が、声を出すことにあまり使われずに声帯を通りぬけてしま うことであり、また声帯をピンと張る力が弱いということでもあります。 息が、声を出すことにあまり使われない状態を「息がぬける」といいます。これは つまり、能率のよくない声の出し方なんですね。 のどのアーチが変化せず、開きっぱなしになっていることが多く、これものどのまわりの筋肉が発達していないからです。 弱い声の人は、自分でもそれを意識するからでしよう、声を出す前に、思い切り息 を吸い込むクセがあります。胸にいっぱい空気を入れれば、その圧力で強い声が出そうに感じますが、じつは逆です。肺の中の圧力が高くなるので、吐く息の強さをコントロールするのがむずかしくなるのです。 息はいきおいよく声帯を通過しますが、声帯を張る筋肉は弱いので、強い空気の流 れをうまく利用できず、かえって弱い声になってしまうというわけです。

硬い声
硬い声というのは、歯切れのよすぎる声といえるでしょう。音の一つひとつがじつ に明瞭に発音されます。 一音ずつが、いわば明瞭すぎるので、聞くとちょっとせわし ない感じがします。 しゃべる口元を見ていると、もっとせわしない気分になります。 これは、あごが一音ごとに舌といっしょにうごくからです。 たとえば「だから」といってみます。このことばは、あごをあまり使わない人では、 ほとんどあごを動かさずに発音します。 これに対して、舌とあごがいっしょに動くひとでは、「だから」の一音ごとにあ ごが動きます。 また、しゃべるときにリキんだり身がまえたりする傾向があります。

平板な声
口をいくらか大きくあけて、くちびるの形、舌の位置に注意して「ア・イ・ウ・工・ オ」と、ふつうにいってみてください。 音の高さによく注意して聞くと、「ア、イ、ウ、工、オ」はおなじ高さではないこと に気づくでしょう。 「ア」を基準にすると、「イ」はすこし音が高く、「ウ」は「イ」と大体おなじくらい、 「工」はちょっと下がり、「オ」は一番低くなりますね。 これは口の形と舌の位置・形によるものです。 「ア」というときの舌の形と位置が、いわば舌のもっともリラックスした状態です。「イ」というときは、舌が上にあがり、舌の上の空間がせまくなります。 「ウ」というとき、舌の位置はやや下がります。くちびるは一番すぼまった形になっ ています。 「工」というときは、舌はさらに下がり、平たい形になります。 「オ」では、舌はさらに下がり、舌の上の空間が一番大きくなります。 つぎに、こんどは「アイウエオ」ではなく、「ア」の音だけで音階を発声してみてく ださい。「ドミソミド」でいいでしょう。 このとき、音の高さにつれて舌がどう動くかに注意してください。 音が高くなるにつれて舌の位置が高くなっていくのがわかりますね。 もっと高い声を出すと、舌はもっと高くなり、舌が縦に立ったようになります。 音が低くなると、舌の位置も低くなって、うんと低い声を出そうとすると舌は一番 低い位置にヘバリつくような感じになります。 「アイウエオ」と正しく発音しようとすると、どうしても舌の位置と形を変えなくて はなりません。そのために、「アイウエオ」のそれぞれの音で音程がちがって、自然な抑揚がつくのです。 さてこんどは、「アイウエオ」をおなじ高さで発音しようとしてみてください。 ちょっと感じのちがった、ぎごちなくてすこし不自然な「ア、イ、ウ、工、オ」に なりませんか? 平板な声、 一本調子の声というのは、こういう自然の抑場がないしゃべり方。発声 なのです。 こういう人は、しゃべるとき口をほとんど動かしません。あごやくちびるも動きま せん。 そして、舌もあまり動いていません。 のどもあまり使っていません。要するに発声にかかわる筋肉が、みんな不精をきめ こんでいるのです。

にごった声
ここで「にごった声」というのは、低音で、胸もとから響いてくるような、透明感 のない声をさします。「ドスのきいた声」、あるいは「ダミ声」というのがこの部類に はいるでしよう。 こういう声は、声帯に原因がある場合が多いと思います。声帯を変えることはトレ ーニングではできませんから、声の加工のしかたをくふうして聞きやすい声にするこ とを目的にします。 つぶれ声 のどのアーチが小さい人は、ツブレた感じの声になりがちです。 また、のどを強い力でしめつけ、しぼり出すように声を出してしゃべる習慣のある 人は、長いあいだにだんだん声がツブレてきます。 のどだけでなく、ほっぺた、あご、首、胸、腹の筋肉にも力がはいっています。顔 の下半分と首、 のどがコチコチになっています。長年の習慣なので、本人は意識して いませんが、相当つかれるしゃべり方なのです。 商売によってはこういう声を、伝統的に客寄せや売り声に使っていることもありま す。八百屋さんとか魚屋さんなどに多いですね。また芸能では浪花節の声がそうです。 何十年もこういう声を出しつづけると声帯が荒れて、地声がガサガサザラザラした 感じの声になってしまいます。

シヤガレ声・ガラガラ声・カスレ声
どちらかというと男性に多い声です。シャガレたのを気にして、口を開じぎみに話 したり、のどを舌でふさぐような声の出し方をする人がいますが、そうするとこもっ た、通りのわるい声になります。 女性でシャガレぎみの人は、のどにムリをさせて高いウラ声を出していることがよ くあります。 シャガレの程度にもよりますが、女性で、ほんのすこしシャガレぎみなのがかえっ てセクシーということもあって、これはハスキーといいます。その場合はむりに声を 変えようとしないで、歯切れのいい話し方、歌い方をするととても魅力的です。 シャガレ声というのは、のどのアーチのあけ閉めがうまくできないで、大体あけっ ぱなしの感じで、息がぬけやすい人に多いようです。 鏡にむかって大きく口をあけ、のどのアーチをチェックしてみましよう。 アーチはよく見ると、ふつう二枚のひだがあります。アーチをつくっているひだと、 その手前に、アーチの途中あたりまでもう一枚のひだがある構造になっています。ど うですか、二枚見えますか?シャガレ声の人では、どう見てもひだは一枚しか見えない人が多いのです。 アーチを意識的に広くあけたり、閉めたりできるか、やってみてください。 これも、できないという人が多いでしょう。 のどのアーチは、声をつくる上で大きなはたらきをする部分で、ここが未発達だと シャガレ声になりがちです。

ねばっこい声
舌が口の中いっぱいになってしまったような声です。口の中の空間が比較的小さい と、どうしてもそういう感じの声になりがちです。自分は舌が大きいからしかたない んだと、あきらめている人もいます。 このタイプの人は、自分のしゃべり方はよくないと自党しているので、あまりしゃ べりたがらず、口ベタの人が多いです。 男はベチャベチャしゃべくるもんじゃないといった教育を受けたり、あるいは自分 でそう思いこんでなるべくしゃべらないでいようと努力したりすると、舌はますます 不器用になって、こういう声になることがあると思います。 治す気があれば、かならず治ります。

息苦しいしゃべり方
鼻がつまっているときは、口で呼吸しながらしゃべらなくてはなりません。そうい うときの話し方は、見るからに息苦しい感じがしますね。 鼻なんかつまっていないのに、そういうしやべり方をする人がいます。 これは、声を出したとたんに、まるで舌を飲み込むように引っ込めるクセがあるか らで、引っ込んだ舌が声の出口をふさいでしまいます。 そして、こういうしゃべり方をする人は、 いつも舌を上のほうに巻きぎみにしてい ます。

ボソボソした話し方 
くちびるの動きが足りない くちびるは、のどから出た声の、 いわば最後の仕上げ工程をする部分です。 くちびるを十分使って話す人は、そこまでの発声の過程にいくらか問題があっても、 歯切れのいい話し方をします。 しかし、くちびるの使い方がヘタだと、せっかく美声であっても、歯切れのわるい ボソボソした話し方になってしまいます。 ボソボソした話し方の人というのは、がいして日(くちびるの端から端まで)が小 さく、あごを使いすぎるさらいがあります。あごはよく動くのですが、くちびるはほ とんど動かない。 というか、あごや歯の動きにつれて動くだけで、声の加工に役立っていません。極 端な人では、くちびるが前歯を巻き込むように張りついています。 くちびるの筋肉が発達していないので、あごを動かしすぎると息がぬけやすく、このことも発音がはっきりしない原因にな っています。

鼻にかかる声
鼻にかかった甘ったるい声を、なぜか魅力的な声と思いこんで、そういう声を出す のがクセになっている人がいます。 カゼをひいたのならしかたないけれど、鼻にかかった声というのは、歯切れわるく、 がいして年寄り臭く気持ちわるい印象を与えます。ワザトやるのは感心しません。 鼻にかかる声というのは、息を日から前へ出すのではなく、鼻のほうへ上げて出す 声です。しかし、鼻からもうまく息がぬけないときに、鼻声になるのです。 「ン」の音は、だれでも鼻へ息をぬかせて発音します。このとき舌は上に上がって、 のどのアーチをふさいでいます。そうしないと「ン」の音は発音できません。 鼻にかかった声を出す人は、どんな音を発音するときも、多少ともアーチを舌でふ さぎぎみにしています。 息を鼻からぬきながら、声を出す練習をすれば治ります。


カン高い声
女性の、耳にキンキン響くようなカン高い声は、ウラ声です。 そういうと、「そんなことない、自分の自然な声だ」と思う人が多いでしょう。「聞 きもしないでどうしてわかるの」という人もいるでしょう。自分でチェックしてみ てください。自分の声がウラ声かどうか、かんたんにわかります。 のどぼとけをかるく指先で触れてください。 そのまま、自分がふだんしゃべっていると思う声を出してください。そのとき、の どぼとけの動きに注意します。声を出した瞬間、または声を出す寸前、のどぼとけが 高い位置に移動しませんでしたか?・のどぼとけがそういう動きをしたとすれば、あ なたがいつも出している声はウラ声です。 のどぼとけが上に上がるだけでなく、そのときのどがつよく緊張するのが、触覚で わかると思います。とくにのどぼとけの両側の筋肉がつよく収縮しています。舌は立ち上がつたようになり、のどのアーチはせまく閉じられています。ウラ声というのは、 エネルギーをひじょうに使う発声なのです。 大きなエネルギーを使っているわりには、声は細く、弱いのです。いいかえると、 ひじように効率のわるい発声法なのです。