ボーカロイドとは一体なに

ボーカロイドのまとめボーカロイド(vocaloid)とは、ヤマハなどから販売されているPCのソフトです。

音声合成ソフトで、略してボカロともいいます。YAMAHAとスペインの大学が共同開発した技術です。



名前の由来は「ボーカル(vocal) 」と「~のような物=oid」から。
国内と海外(英語やスペイン語、中国語のボーカロイドとか)合わせて役40本のソフトがあり、それぞれが違います。

ガクトなどのいろいろな歌手や声優が声を入れていて、自分が作った曲をインプットすると、 歌ってくれるのです。 ボーカロイドというのは曲が自分でも簡単に作れる、歌わせることが出来るという趣旨のものです。

声は合成音なので聞き取りにくい、不快だと感じる人もいるでしょう。 でもボーカロイドは、歌唱力や楽器の技術、ましてやプロ並みの歌声も必要ありません。

誰でもほんの少しの資金と技術 、PCがあるだけで、世に出ている歌手の方々が歌う歌と張り合えるレベルのものができます。

そうやって出来た素敵な曲を、動画サイトに投稿するだけで、 色んな人に見てもらえます。 フォークギターなどだってとても魅力があります。色んな人が曲を作ったりギターを弾いたり歌を歌っているわけですから。

だけど、ボーカロイドで曲を作っている人達は、たとえ歌唱力がなくても、楽器を使えなくても、 立派な音楽活動をして、素敵な歌を作っているのは事実です。

有名な方でいうと歌手のGacktさんの声を使って作られた「がくっぽいど」とか、 マクロスのランカ=リー役で有名な声優の中島愛さんの声を使って作られた「めぐっぽいど(GUMI)」とか。

よく言われている初音ミクはキャラクター・ボーカルシリーズ というシリーズのうちのひとつで声優の藤田咲さんの声が使われています。 動画サイトとかで視聴できる「 ボーカロイドオリジナル曲(ボカロ曲)」は全部ボーカロイドを使って作られた曲です。カバー曲も沢山あります。 未発表曲も含めて全曲聴くなんて絶対無理!ってくらいあります。

初音ミクが「一番持ち歌の多い歌手」としてギネスに載っているという話も耳にしたことがあります。


まだ見ぬ未来から、初めての音がやって来る
いまやコンビニでも目にするようになり、日本だけでなく海外にもたくさんのファンを抱えるようになったボーカロイド・キャラクター「初音ミク」。その名前には、そんな思いが込められていました。しかし、緑色の髪をしたその少女のキャラクターを見たことはあっても、それが音楽と、さらには「歌の力」というテーマとどう関係あるのだろう?と思ってしまう人もいるかもしれません。アニメやゲームのようなもの、いわゆるオタク的な萌えカルチャーの一種と思っている人も、まだまだいるかもしれません。

でも、それは大きな誤り。初音ミクは歌声合成ソフトウェア、つまりコンピューターに歌わせることのできるソフト。2003年にヤマハが発表した「vocaloid」技術をもとに、サンプリング音源や音楽制作ソフトの販売を手がけてきたクリプトン・フューチャー・メディアが発売した電子楽器です。すなわちシンセサイザーに楽器の演奏を打ち込むのと同じようにして歌を制作することのできるDTM(デスクトップミュージック)のソフトウェアなのです。

ということは、その核にあるのはメロディと歌声。ボーカロイドは、あくまで音楽の、歌の文化なのです。『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』では、その存在をポピュラー音楽の歴史の中に位置づけ、音楽の「未来」のあり方をそこに見出す意図を込めて執筆しました。

もちろん、コンピューターが歌うなんて気持ち悪い、人間の肉声による歌のほうが素晴らしいと思う人もたくさんいるでしょう。そう感じる人がいるのは当然です。でも、重要なのは、21世紀にボーカロイドという新しい技術が生まれたことで、これまでにいなかった新しいタイプのクリエイターが登場してきたこと。

曲の作り手はいつしか「ボカロP」と呼ばれるようになっていきました。そして、音楽の作り手だけでなく、様々な形のクリエイターがネット上で頭角を現していきました。誰かが楽曲を公開すると、それにインスパイアされた別のユーザーが曲をアレンジしたり、イラストを描いたり、歌ってみたり、踊ってみたり、動画をつけてみたりする。

様々な派生の創作が生まれ、ネットを介して作り手同士のつながりも生まれていきました。そうして生まれた新しい音楽文化こそが、ボーカロイドがもたらした最も大きな変化だったので初音ミクが発売されたのが2007年の夏のこと。ちょうど同じ頃にYouTubeが、そしてニコニコ動画がサービスを開始しています。一方で、2000年代中盤はCDセールスの低下が大きく問題視された頃でした。インターネットの普及が音楽産業を疲弊させ、カルチャー全体を衰退させていく。

そんなふうに信じられていました。楽曲を簡単にデジタルコピーできるようになったり、ネット上でダウンロードできるようになったら、誰も音楽にお金を払わなくなる。そんなふうに信じられていました。でも、必ずしもそうではないことが少しずつ証明されてきています。もちろん既存の産業には大きなダメージを受けたところもありましたが、それでも、クリエイターにとっては、インターネット上に楽曲を公開し、そして音楽の利用を通じて収入を得ることが可能な時代になっています。

日本で初音ミクやボーカロイドのブームに火がついた最大の理由は、ニコニコ動画という「遊び場」がそこにあったからでした。アマチュアのクリエイターたちがこぞって楽曲やイラストを投稿し、一つの曲が派生するたくさんの表現を生み出す「創作の連鎖」が起こったからでした。しかしその一方で、登場したばかりの2007年のニコニコ動画は、まだ著作権を侵害するコンテンッがあふれかえっていた、いわば「無法地帯」のような場所。権利保護においては問題を抱えていました。

最初にその潮流が変わったのが、08年JASRACとの包括利用許諾契約が成立し、管理楽曲を自身で演奏したり歌ったりした動画作品を投稿することが可能になりました。08年から10年にかけては、人気ボーカロPがメジャーデビューを果たし、カラオケjoysoundの年間ランキングTOP10にボーカロ曲が入るほど存在感を示すようになっています。

vocaloidの技術は日本語だけでなく英語などにも対応し、キャラクターのファンだけでなく、楽曲を制作する海外のミュージシャンも増えてきています。エレクトロニック・ミュージック界の新星と評されるアメリカのDJ/プロデューサー、ポーター・ロピンソンは八月にリリースされたデビュー作でボーカロイドとのデュエットを披露したばかり。おそらくこの先もこの流れは拡大していくでしょう。

これまで、日本のポピュラー音楽が海外への進出を果たした例はいくつかありました。ビルポード一位を獲得した坂本九上を向いて歩こう、ピカピカふあんたじぁ曲、中田ヤスタカが世界15か国(地域)でリリースされワールドッアーも盛況のきゃりーぱみゅぱみゅまで、華々しい成功も数あります。
ただ、初音ミクとボーカロイドのユニークなところは、ポップスターが海外に進出するというよりも、むしろ日本に独自に生まれた文化を海外のファンやクリエイターが憧れを込めた視線で見て、創作に参加している、ということ。ジャズやロックにしてもテクノにしても、ポピュラー音楽について語るときには、本場はアメリカやイギリスにあり、それをどう日本に取り入れるかという問題設定のもとで音楽文化のあり方が語られてきたことがほとんどでした。しかしボーカロイドにおいては、それが逆転しているわけです。

そして何より大きなことは、ボーカロイドのムーブメントに「音楽の未来」について考えるためのたくさんのヒントが詰まっている、ということです。初音ミクの発売元であるクリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長は、2007年に起こったことを、これから数十年をかけて人間の生活や社会をドラスティックに変えていく「情報革命」の端緒である、と捉えていました。

インターネットが普及したことによって、様々なものはコピーされ、シェアされ、共有されていくようになる。それゆえ「複製されたパッケージを販売する」ビジネスは、どんな分野であっても必然的に難しくなっていきます。しかし、そのことは音楽文化の衰退とは決してイコールになりませんでした。むしろ、ただ単に楽曲を聴くだけでなく、歌ったり、踊ったり、アレンジしたりできます。


ボーカロイドキャラ一覧
初音ミク

鏡音リン

鏡音レン

巡音ルカ

KAITO

MEIKO

初音ミクAppend

鏡音リンAppend

鏡音レンAppend

神威がくぽ

GUMI

Lily

リュウト

CUL

VOCALOID3 GUMI

VOCALOID3 Lily

SF-A2 開発コード miki

歌愛ユキ

氷山キヨテル

猫村いろは

結月ゆかり

VY1

VY2

VY1V3

Mew

兎眠りおん

蒼姫ラピス

歌手音ピコ

IA


LEON

LOLA

MIRIAM

PRIMA

SONIKA・ソニカ

TONIO

SWEET ANN

BIG-AL

Oliver
 
SeeU
 
Bruno

Clara