音楽会を開いて意見を出し合って演奏を向上させよう
1.高校生の間に大学生になってからでも遅くはありませんが音楽をやっている人たちだけで相談して、音楽会を開いてみませんか。ポピュラーをやっている人たちに声をかけても構いませんが、会場の設営の仕方が違うので、その場合は二部制にして。

最も簡単な方法は、誰かの家に集まってもいいし、学校の音楽室でもいい。基本的にソロか室内楽までの編成の曲にします。現在習い終わった曲や、入試が近いなら試験曲を弾きましょう。まずプログラミングが大事です。同じ編成の曲が続かないようにして、学年順でもいいですが、いっそのこと無礼講のほうが面白いでしょう。

出演していないときの係(譜めくり、譜面台運び、ピアノの蓋の開け閉め)も決めておきましょう。「演奏に集中したいから」という人も出てくるので、メインの出演が終わってから裏方になってもらいましょう。

プログラムはコピーでよいので作ること。曲目だけでなしに、演奏者の言葉も添えると後で思い出深いものとなります。曲中に演劇部の人を頼んで司会してもらってもいいですが、その台本は皆さんで作ってください。

出演者だけが聴き合う勉強会もいいですが、演奏は一人でも多くのお客さまに聴いてもらって上手くなるものです。予めお客さまを呼んでおきましょう。ただ口頭で伝えるだけでなく、何か目安となるチラシ等も渡しておくと、「行こう!」という気になります。そのお客さまからの批評も聞けるといいですね。

そんな意味からも、演奏終了後、出演者・お客さまと反省会・意見交換会を開きます。忌憚のない意見を出しましょう。そこにお茶があれば雰囲気が和やかになりますね。

もっと大規模な音楽会は、学校行事としてでないと開けません。でも音楽をやっている身として、なるべく出るようにしたいものです。もしオーディションがあって落ちてしまったなら、お客として参加してください。


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