音楽大学とは?学べることや入試対策、合格するためのポイントをわかりやすく解説
目次
- 1.音楽大学とは?
- 2.音楽大学の入試必勝法
音楽大学は、演奏技術だけでなく、音楽理論や歴史、教育法など、音楽を専門的に学ぶための教育機関です。
ピアノや声楽、管弦楽器、作曲、指揮など専攻分野は幅広く、演奏家だけでなく、音楽教師や音楽関連企業への就職を目指す学生も多く在籍しています。
一般大学とは異なり、実技試験や個人レッスンが学習の中心となるため、自主練習の積み重ねが大切になります。
音楽大学で学べること
音楽大学では、実技だけでなく音楽に関する幅広い知識を身につけることができます。
主な授業内容には次のようなものがあります。
* 専攻実技(ピアノ・声楽・管弦楽器など)
* 楽典
* ソルフェージュ
* 聴音
* 視唱
* 音楽史
* 和声学
* アンサンブル
* 教育法・指導法
専門的な知識を体系的に学べることが、音楽大学ならではの大きな魅力です。
音楽大学で学ぶ際に大切なこと
音楽大学では多くの先生から指導を受けられますが、授業時間には限りがあります。
そのため、自主練習を継続し、自分で課題を見つけて改善していく姿勢が上達には欠かせません。
また、公開レッスンや演奏会へ積極的に参加することで、多くの演奏や考え方に触れられるため、表現力や演奏技術の向上にもつながります。
必要に応じて学外レッスンを受ける学生もいますが、指導方針が異なる場合もあるため、担当教員と相談しながら学習を進めると安心です。
音楽大学入試で求められること
音楽大学の入試では、演奏技術だけでなく、音楽の基礎知識や総合的な能力も評価されます。
大学や学科によって試験内容は異なりますが、代表的な試験科目を紹介します。
1. 専攻実技
最も重要な試験です。
暗譜が必要な場合でも、募集要項で楽譜の持参について確認しておきましょう。
試験当日は、演奏技術だけでなく落ち着いた態度や表現力も評価されます。
多少のミスがあっても慌てず、最後まで演奏し切ることが大切です。
2. 副科実技
専攻以外の楽器演奏を課す大学もあります。
難しい曲を無理に速く弾くよりも、テンポを守り、安定した演奏を心掛けましょう。
3. 聴音
聴音では、正確な音程やリズムを聞き取る力が求められます。
普段からソルフェージュの練習を積み重ねることが重要です。
分からない箇所があっても空欄のまま提出せず、分かる範囲で記入するようにしましょう。
4. 視唱
初めて見る楽譜を正確に歌う試験です。
予見時間では拍子・調性・テンポを確認し、全体の流れを把握してから歌い始めると落ち着いて演奏できます。
5. 楽典
楽典では、音楽理論の基礎知識が問われます。
時間配分を意識し、解ける問題から取り組むことが得点アップにつながります。
6. 面接
面接では音楽を学ぶ目的や将来の目標について質問されることが多くあります。
緊張しても構いませんので、自分の言葉で誠実に答えることを心掛けましょう。
音楽大学入試当日のポイント
試験当日は時間に余裕を持って会場へ向かいましょう。
持ち物は前日に確認し、受験票や筆記用具、楽譜などを忘れないよう準備しておくことが大切です。
また、演奏前は深呼吸をして気持ちを落ち着かせることも重要です。
受験では完璧な演奏だけではなく、本番で実力を発揮する力も評価されます。
音楽大学を目指す人へのアドバイス
音楽大学への合格には、一日だけの努力ではなく、日々の積み重ねが何より重要です。
実技練習だけでなく、聴音や楽典、ソルフェージュも継続して学習することで、総合的な音楽力が身につきます。
また、オープンキャンパスや公開レッスンに参加すると、大学の雰囲気や教育方針を理解しやすくなり、自分に合った進学先を選ぶ際の参考になります。
まとめ
音楽大学は演奏技術だけでなく、音楽理論や教育法などを総合的に学べる専門教育機関です。
入試では専攻実技に加え、聴音や楽典、視唱など幅広い能力が求められます。
日頃から基礎力を積み重ね、本番でも落ち着いて実力を発揮できるよう準備を進めることが合格への近道です。
1.専攻実技…最も重要な科目です。暗譜していても楽譜は持参すること。ピアノなどの場合、手が冷えるならカイロよりむしろ温かい飲物を。汗拭きとしてハンカチも忘れずに。一般的に髪が額に垂れているのは演奏家向きでないと評価されてしまいます。部屋に入ったなら一礼し、試験官を落ち着いて眺めること。伴奏者が先方の場合は速度を体で促し、あまりにも違う場合には止めて口頭でテンポを伝えましょう。声楽の場合は姿勢や手の位置を決めておきましょう。仮に失敗しても決して止まらないこと。
2.副科実技…ピアノ科以外の人が弾くピアノということになりますが、不得意なら拍をゆっくり取ること。速く弾くよりむしろしっかり弾くことを心掛けること。そのためには常に心の中で拍を刻むことと、旋律を声に出さずに唱えること。止まってしまった場合は、最も近くの戻りやすい場所から弾き直すこと。試験要項に「途中で切る」と書いてあっても、勝手に止めないこと。また、手首にかぶさる袖の服はやめましょう。
3.聴音…耳や鼻の状態を正常にしておくこと。その後に歌うからといってマスクをしたまま受けない。鉛筆は芯が折れることも見越して多めに用意し、清潔な消しゴムと定規も忘れずに。書かないほうの手で拍を取りながら書くこと。
また、最初から書かず、わかったところから書くこと。どうしても不明ならリズムだけでも、旋律の上下を示す線だけでも、あるいは休みだけでも記すこと。何かが書いてあれば、それが得点に結び付くのです。和声聴音はソプラノ→バス→アルト→テノールの順に書くと成功しやすい(先生によってはバスからと言うが、それは逆説的)。時間が余ったら少しでも美しく書き直す。解答用紙が数枚あるときは、その順序を間違わないこと。
4.視唱…予見時間中にまず全曲を見渡し、拍子・調・形式を調べ、どのくらいの速さで歌うかを決めておく。クライマックスも見つけ、そこを最も盛り上げる。伴奏付きではそれに消されない程度の声で、試験官に届くように。音高が不安になっても読み続けること。
5.コールユーブンゲン…何を試される問題なのかを察知する。そして受けたレッスンを思い出す。拍は取るべきだが(手で)音は立てないこと。本の後半の課題だけが出ると思ったら大間違いである。
6.楽典…制限時間があるので時計を置き、取りかかる時間配分を決めておく。得意とする問題から解いてしまい、熟考するべき時間をその後に充分取る。文章題は配点が大きいので、必ず何か書くこと。聴音同様、白紙ということはありえない。解答用紙で手を切って血を付けないこと。
7.学科…センター入試もそうだが、投げないで全問を解くこと。筆記での字の綺麗さも採点の対象となることを忘れないで。
8.面接…高校生なら制服で受けるべき。相手の目を見て落ち着いて答える。質問の意味が不明なら聞き直しても構わない。答えると不利になりそうな悪意のある質問には「どうお答えすればよいかわかりません」、「そのご質問にはどういう意図があるのですか」などと答えよう。必ず救いの手が差し伸べられる。」
よく、校門で親が待っているのを見かけますが、過保護を宣伝しているようなもの。家で待っているように頼みましょう。なお、試験のような極限状態は神経が鋭敏になるもの。ほんの少し漏れる音からもヒントが得られるはずです。