イメージどおりの音程で声を出すのは、意外に難しいものです。しかし、発声を安定させ、音程を良くするのは、コツさえつかめばとても簡単になります。

まず、先端が折れ曲がるタイプの少し太めのストローと綿棒を用意。そしてストローを折り曲げて口にくわえ、一方の端を上に向けます。上に向けたストローの端から綿棒を差し込んで準備完了です。

ストローをくわえたまま、「うー」と声を出してみましょう。空気に押されて綿棒が、ストローから飛び出しそうになります。ここで、綿棒が飛び出さないよう声と呼吸を調節するのがコツ。慣れたら、今度は声の高さを変えながらチャレンジ。

高い声でも低い声でも、一定の場所に綿棒をとどめ、飛ばさないよう綿棒を見て確認するといいでしょう。 少し難しいかもしれませんが、この練習をくり返すと、自然と同じ呼吸の量でいろんな声が出せるようになるはず。結果的にバランスのいい発声法となり、イメージ通りの音程の声が出せるのです。


通常、歌を歌うときには、胸を張ってお腹の中から声を出すようにイメージすると言われています。胸を張って大きく口を開ければ、肺に空気がたくさん入り、声を出すのがそれだけラクになるからです。しかし、すぐに効果を実感できない人もいるかもしれませんね。

そこで、ここでは逆のやり方を試してみましょう。まず体を前に倒し、手の力を抜きます。そして前かがみのまま、「ハー」と息を吐いて、リラックスしたところで「ハッ、ハッ、ハッ」と息を吐きながら声を出します。声を出すたびに、お腹が膨らんだりへこんだりするのがわかるはず。つまり、自然と腹式呼吸になっているわけです。腹式呼吸をしているのがわかったら、最後に「あっ、あっ、あっ」と短く、息を止めたままでも発声しておきましょう。→腹式呼吸で歌が格段上達!できない人のための必ずできる練習方法

本番前にこの姿勢で声を出しておくと、お腹から声を出す感覚をすぐにつかむことができます。すると、声に勢いがつき、高い声から低い声までラクに出せるようになるので、いざというときにオススメです。


この記事を見た人は、下記にも注目しています!



Copyright © 2014 カラオケnavi~店舗検索・声・ヴォイス・音楽情報~ All rights Reserved.