大きな声を出すペットボトルを使った簡単な練習方法
目次
歌を歌うときはもちろん、話すときなどに大きな声を出すことはとても大切ですね。でも、意識してもなかなか大声を出せないという人も多いはず。ここでは、カンタンに声を大きくする方法を紹介しましょう。
まず1.5か2リットルのペットボトルをひとつ用意します。次に腹式呼吸の練習と同じように、ペットボトルを口にくわえ、ペットボトルがボコッとつぶれるよう、息を吸い込みます。
息を吸ったらペットボトルから口を離し、息をいちど止め「アッ」つと声を出します。つぎに「アッ、アッ、アッ、アッ、アッ」と勢いをつけて5回声を出しましょう。「アッ」と「アッ」のあいだで、息が漏れないように声を出すのがポイント。
そして5回声を出したら、ふたたびペットボトルをくわえてお腹に意識を集中して息を吸います。 このやり方で声を出す練習をくり返すと自然と腹式呼吸と「お腹から声を出す感覚」を身につけられ、声量もアップするはずです。 →腹式呼吸で歌が格段上達!できない人のための必ずできる練習方法
ここで紹介するのは、歌ったり大声で話したりする直前に役立つ方法です。練習いらずで、すぐに効果を実感できるので、ぜひ試してみましょう。
まず、500ミリリットルの空のペットボトルとつまようじ(クリップでもできます)を用意。ペットボトルの底に2、3カ所穴を開け、中につまようじを入れます。あとはペットボトルをくわえて「ア、イ、ウ、エ、オ」と一語一語はっきりと声を出すだけです。 きちんと響く声が出ていたら、一語ごとにつまようじが震えるはず。逆につまようじが動かないなら、その言葉はこもった声になっているという証拠です。
つまようじを震わせるためには、ある程度大きな声で、しっかりと唇の表面を響かせ、口の正面から声を出すよう意識するのがコツ。口から空気が漏れたり、のどの奥から声を出したりすると声がこもって響きません。つまようじが震えているか、目で見ながら発声練習をして本番に臨みましょう。
声の「太い」「細い」という表現があります。それぞれの声に利点がありますが、とくに声が太いと、よく響いて多くの人の印象に残りやすくなります。人前で話すときには、いわゆる太い声のほうが効果的です。
声の太さは、もともとの声質や個人差にもよりますが、じつはちょっとしたコツで変えることができます。 通常、のどぼとけが下がり、のどの奥が大きく開いているときには太い声、逆にのどぼとけを上げ、のどを細く締めていると細い声になります。つまり、のどぼとけを上げ下げすることで、声の太さを変えることができるわけです。
そして、のど仏の高さは舌の位置によって変化します。舌先は歯の裏側につけながら、舌を下あごにつけるようぐっと下げれば、のどが開いて太い声になります。 逆に舌を上あごにつけるように上げれば、のどが細く絞られるのです。
オペラのように、朗々と声を響かせたいときは舌を下げて声を出す、逆に、かん高い声を出したければ舌を上げて声を出す、と覚えておきましょう。
この記事を見た人は、下記にも注目しています!
- のどや声の調子は睡眠不足や不快湿度、刺激物を食べると悪くなる
- どうしてもカラオケで高得点をとりたい人のためにできる方法
- 音楽用語辞典|解説付きで簡単に検索できる
- カラオケ店舗選びに最適!カラオケ店舗比較ランキング
Copyright © 2014 カラオケnavi~店舗検索・声・ヴォイス・音楽情報~ All rights Reserved.