リズム感を簡単に磨きたい 音楽を楽しむとき、「もっとリズム感があれば」と思ったことはありませんか? リズム感とは、人がもともと備わっている感覚に思われますが、じつは簡単に磨くこともできるのです。

まず、傘を1本用意。そして周りに人がいないことを確認し、歌いながら(または音楽を聞きながら)、開いた傘を上下に振ってみましょう。傘の重さと空気の抵抗で一定の速さになり、なかなか速く振ることができないはず。じつは傘を振れるくらいの速さが、歌を歌うのにちょうどいいテンポなのです。

次に傘を振りながら好きな歌を歌ってみましょう。歌と腕の振りのリズムがずれると歌いにくくなるので、自然と傘の振りと歌のリズムが合ってくるはず。慣れたら、傘を使わずに手だけ振っても大丈夫です。

スポーツの応援などを見てもわかりますが、腕を振りながら声を出すと、多くの人のリズムがぴったりと合います。これは体に合わせて声を出すことで、リズムが刻みやすくなるため。リズム感を身につけるには、耳や頭で覚えようとするよりも、体で感覚を覚えてしまうほうがずっと近道なのです。→カラオケで良い評価が得れて誰からも好かれる声を出す方法



歌を歌うときなどに、うまく音程を取れないことを「音感が悪い」と呼ぶことがあります。音感が悪いと頭で思い描いている声が出せず、気持ちよく歌えないこともあります。そこで、音感を良くするための方法を紹介します。

まず金属のスプーンを2本用意。耳の後ろからかぶせるように、スプーンを耳に当てます。柄の部分がのどに当たるように持ちましょう。

そして、そのまま「あー」と声を出すと、通常、自分の声を聞く場合とは違い、声がのどからスプーンを伝わって耳に直接届いてきます。次にスプーンを1本、耳から外し、音楽を聴きながらカラオケなどで歌ってみましょう。

片方の耳でスプーンを伝わった自分の声を聞き、もう片方の耳で外からメロディを聞くことができます。この方法で歌うと、普通に歌う場合と違ってメロディと自分の声の差がはっきりとわかるので、意識しなくても自然に音程を直していけるのです。

音感が悪い原因のひとつは、自分でどんな声を出しているか聞こえていないため。まず自分の声をしっかりと聞くことから始めましょう。


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