歌うとダイエットなどからだに良い効果ばかりだった
目次
- 1.歌う効果のまとめ
- 2.カラオケによるダイエット
1.歌う効果のまとめ
歌うことは悪いことではありません。
カラオケボックス以外でも歌う機会はあります。
いつの間にか口ずさんでいたり、ドライブ中に熱唱している人もいるでしょう。
音楽自体が身近な存在なので、歌うことは難しいことではなく、自然に歌っている場合もあるでしょう。一つの表現方法ともいえるかもしれません。
肝心な効果ですが…
まずダイエット効果があります。カラオケは一曲あたり9~18kcal消費します。
ハードな曲やアップテンポの曲になると25kcalとかあったりします。
曲の分数にもよりますが…
カラオケは一曲一曲音程や歌詞が違います。
どんなに好きな曲でもまず最初から最後まで完璧に歌いこなせる曲なんてあんまりないでしょう。→歌詞が持つ意味と音楽について
だから大抵の人は音程に合わせて曲を歌うので、一曲一曲歌に対応して歌わなければいけません。
なので脳の活性化にもなると思います。それに人って普段自分では気づかずにためたストレスがあり、カラオケも歌いたい曲を選曲して、大声で歌うと言う行為はやはりストレス発散になります。
歌をうたうことのメリットは数々ありますが、重度の認知症を患う人たちにも効果があることがあらためて確認されました。若い人というよりは高齢者にもっと歌う機会を与えるべきなのかもしれません。
医学的には歌う際の呼吸器官の筋肉=横隔膜の働きによって、呼吸を司る脳幹の延髄ニューロンが活性化して大脳皮質の働きが良くなるみたいです。発達ヒエラルキーの原理です。→歌うときも話すときと同じ自然な呼吸の仕方を意識する方法
歌を歌う時に使われる顔の筋肉は口輪筋だけではありません。
頬筋や眼輪筋、前頭筋など表情筋といわれる多くの筋肉が働いているので、表情豊かになります。
2.カラオケによるダイエット
腹式呼吸による発声、すなわち腹式発声では、呼吸量が大幅に増えます。たとえば、肺活量としては3、4000㏄ある人でも、日常は800~1000㏄しか呼吸していません。ところが、演歌などで腹式発声が身に付いてくると、肺活量は1.5倍以上になります。じつは、これはちょっとした有酸素運動に匹敵するのです。
有酸素運動は体内の脂肪のうち、とくに内臓脂肪の燃焼を促進するといわれます。
現在の肥満学では、皮下脂肪よりも内臓脂肪(臓器脂肪)の蓄積(隠れ肥満)こそが生活習慣病の誘因になるといわれていますので、有酸素運動は生活習慣病の予防にも大変有効なのです。そして、それと同じ効果が、腹式発声でも得られるのです。
それから、腹式発声はダイエットなどのためにカロリーを消費させるという点でも効果的です。
たとえば、カラオケで腹式発声により演歌を1曲熱唱すると、それだけで何と約20キロカロリー弱も燃焼します。もし5曲歌えば、100キロカロリー近くを消費することになります。これは、自転車を20~25分こいだのと同じカロリー消費量なのです。
しかも、5曲連続して歌うと、運動量としては400メートル走に匹敵し、10曲なら驚くことに1キロ走と同じくらいの運動量になります。
ですから、しっかりと腹式発声で歌えば、中年世代には大いに気になる太鼓腹や三段腹のダイエットにだってつながります。
そのほか、腹式発声には血行促進や血糖値低下、血圧降下、中性脂肪値下降、ゼン息治癒、めまい、のぼせの解消といった改善効果も認められています。→腹式呼吸で歌が格段上達!できない人のための必ずできる練習方法
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