人前で歌うことでパニック症候群が解消したり健康促進効果がある
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人前で歌うことでパニック症候群が解消したり健康促進効果がある
1.カラオケは、一人で歌うというより、複数の人が一緒に歌うことのほうがはるかに多いでしょう。そうした場では当然、人前で歌うことも多くなるでしょう。たとえ2人でも、相手は聞き手になるので、ちょっとしたスター気分が味わえます。ましてや3人、4人となれば、もっとそうなるでしょう。
この人前で歌う擬似スター体験が、カラオケによる健康促進には大切な要素なのです。→カラオケはストレス発散でき病気や不眠症の改善に効果的
でも、歌うのは好きだが、どうも人前で歌うのは苦手という人がいます。下手だから歌えないという人もいます。これには、性格が大きくかかわっています。
消極的な人や単にあがり症の人、さらには赤面症や対面恐怖症の人などです。それでも普通は、何度か場数を踏んでいるうちに自然に克服できるものです。
それぐらいではとても歌えないという人は、歌詞を完璧に覚えておき、目を閉じて歌うことから始めるのがいいと思います。目を閉じ、しっかりとイントロに耳を傾け、集中して歌うと案外やすやすと歌いきれるものです。
そうして2度、3度と目を閉じて歌ううちに、やがて人前で歌うことに慣れていき、目を開けても平気で歌えるようになるでしょう。
最近、あがり症とはやや異なるパニック症候群が増えています。女性に圧倒的に多い症状です。
ところが、この症状があると精神科医から指摘された女性が、演歌を熱唱しているうちに、すっかり症状が影をひそめてしまったというのです。そのメカニズムはよくわかりませんが、人前で歌うことで、いわゆる度胸が生まれ、緊張が緩和したことによるのかもしれません。
2. あがり症やパニック症候群の症状がある人には、まずカラオケ教室の参加をおすすめします。
参加者は毎回25~26人で、集団指導で歌の基本である発声法を練習し、その後、先生が選んだ課題曲数曲と、参加者が希望する曲を全員で何度か唱和、復唱します。→声には疲労が影響するので歌の練習は1日2~3時間が限度
すると、下手で人前ではとても歌えないといっていた人が見違えるほど上達します。上達すれば、必ず人に聴いてほしくなり、聴かせたくなるものです。
なかには、人前で歌うのは絶対に無理と決めてかかっているような人もいますが、そんな人でも、全員で歌うと多人数にまぎれて声を出すので恥ずかしさが軽減されます。そうして歌ううちに慣れも生まれてきて、人前で歌う心の準備も醸成されていきます。
さらには、参加者たちの間に仲間意識が生まれ、その人たちもサポートしてくれるので、驚くほどスムーズに人前で歌えるようになります。
実際に、一度、独唱を体験してしまえば、あとはもう平気です。ドキドキして頭が真っ白になることもなくなります。このことが、診察における白衣高血圧症の解消につながることは先述したとおりです。
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