カラオケ映像の謎に迫る!
カラオケ映像が現れてからは、歌うときに歌詞カードを持たなくてもよくなりました。 画面下の部分に歌詞が出て、現時点で歌うべきところの文字の色が変わるので、歌う際のガイドにもなります。

それだけではありません。カラオケは、オケ以外にも映像で見る者を引きつけているのです。カラオケの順番がまわってこない人は、映像を肴に酒を飲んでいるのが普通です。 むしろ歌詞以外の映像は、歌っている人以外の人たちのためにつくられていると言っても過言ではないでしょう。

通信カラオケの特徴として、手持ちの在庫がなくてもよいということが挙げられます。 「オケの手持ちがないんだから「映像だって手持ちはないんでしょ?」
そう思う方もいらっしゃるでしょうが、実は、あるんです。

通信カラオケを利用していて気づいた方もいるかもしれません。LDカラオケは、1曲につき1映像ですが、通信だと、曲が変わっているのにさっきの曲で流れていた映像の続きがまだ流れている、こんなことがあるのです。これには理由があります。動画を再生するには、音よりもたくさんのデータが必要だと前述しましたが、通信でも同じことが言えます。

通信の作業が煩雑にならないのは、演奏するデータだけを送るだけで、実際に鳴る音はありものだからです。機械の音源に入っているドラムやピアノが鳴っているのであり、無から起こしているのではありません。

映像も同じなのです。ありものの映像パターンが機械に収められていて、甘い男女のバーでのシーンとか、汗して走り狂うジーパンの男の映像とか、港で涙ぐむ1人の女の映像とか、曲によってそれにふさわしい映像パターンが映し出されるようになっています。

つまり「このパターンがふさわしいよ」という指図が通信でなされるわけです。 映像のストーリー展開が次の曲までなだれ込んでしまうのは、どのパターンの映像を流すかというセンターからの指令が、前の曲と同じだったというだけの話です。同じパターンを流すのですから、いちいち曲ごとにまた初めから流すのは不経済ですし、映像が途切れるのも興ざめなので、次の曲が始まるのを待っている時間にもストーリーは展開されていくのです。

こんなふうに1曲1曲に対応した映像ではないということは、映像で展開されるストーリーも、比較的当たり障りのなにどのシーンをはめても不自然にならないようなものになってしまいます。ほとんど「ないよりはまし」という状況です。しかし映像を見るのもカラオケの楽しみの1つです。この状況、どうにか克服して、通信カラオケでの新たなる映像世界を構築してほしいものです。


映像とオケはどうシンクロさせるか
LDカラオケなど実写。動画の映像では、歌詞の内容と、映像で展開されるストーリーとがマッチして、迫力のある魅力的なものができあがることがあります。

「カラオケごときによくここまでやった!」と絶賛したくなるものもしばしばです。通信カラオケ以前のソフトでは、すでに映像の撮影・編集の段階で、何の曲のバックで使われるかが明確になっていました。ですから、気の利いたシーンを撮ることも、歌詞の出てくるタイミングとバッチリ合った編集をほどこすことも可能なのです。

では、どうやって歌詞とぴったりの映像を持ってくるのでしょうか。 もちろんこの技術、カラオケ・ソフトに限った話ではなく、テレビ番組や映画の制作にも貢献しているものです。

今は映像の編集にもコンピュータを使っていますので、テープを切ったり貼ったりということはもちろんありません。ビデオ画面の各フレーム(約1/30秒)ごとに番号がつけられ、この番号を指定して画面をカットしたり、挿入したりします。この番号をタイムコードと呼んでいます。

アメリカの映画テレビ技術者協会(略称SMPTE)がこのタイムコードの規格をつくったので、SMPTEコードとも呼ばれています。

このようにして映像の編集が終わったら、その映像に音をかぶせます。映像の編集と、それにのせる音声や音楽、ナレーション、効果音などは、べつべつに作業が進められることがおわかりいただけると思います。この作業をMAと言います。

カラオケのソフトのように、音楽と映像をぴったりとリンクさせたい場合はもちろん、そうでない場合も、音声部分にも映像と同じタイムコードを付けます。このタイムコードは非常に細かい時間で付けられますので、映像と音声をシンクロさせるのに適しています。シンクロさせることを業界では「同期」と呼びます。

「映像と音声を同期させる」などという言い方です。余談ですが、コンピュータによる打ち込みでできている曲を「同期モノ」と呼ぶこともあります。コンピュータで打ち込んだ演奏データと、音を鳴らす音源が同期しているからです。



カラオケで歌っている時に流れる映像が古い理由映像の中には時代を感じる古いものもあります。
これはなぜでしょうか?

撮影の状況を考えてみると、わざわざ撮影地を選定して、シナリオを書いて役者さんに演じてもらって撮影する、そして編集して配信する・・・

昔、映像はメーカー自体が作製してました。レーザーディスクやVHDの時代です。
しかしながら予算の都合上、専門の映像会社に委託するようになりました。

もちろん企画はカラオケメーカーです。
いろいろなジャンルに極め細かく作られます。→音楽のジャンル一覧

「四季」「喜怒哀楽の恋愛模様」「世界の映像」「アニメ」「モータースポーツ」「アダルト」「面白企画映像」
10分の映像も有れば20分の映像も有ります。

通信カラオケでは曲の配信ともにカラオケ端末に内蔵されている映像を指定する信号も同時に送られます。→通信カラオケの詳しい説明
最近では本人映像をブロードバンドで送ってます。

工程をパッと考えてみただけでも曲の数は半端じゃないですし全ての映像を変えるのは不可能です。
映像が古いのは単にコストと手間が実利に比べて多いからでしょう。

映像はデータ量が多いので、本人映像などの特別な場合を除いて映像は配信されず、音楽ファイルのみがお店の機械に登録されます。

バックの映像は、お店が別に用意しているバック映像用のDVD(レーザーディスク等)があって、音楽に合わせて適当な映像がその中から選ばれて画面に出てきます。(ロックっぽい曲はこの映像、演歌ならこれ、ラブソングならこの映像といったようにパターンはあります)

なので、バック映像用のDVDが新しくならなければ、映像はずっと古いままです。
初期の「DAM」は当初100シーンからスタートしています。
雪国を唄えばサーフィンの映像が出る事も有りました。

その後改良されて急ピッチで映像が作られました。
㈱第一興商は本人映像がLD、VCDの時代から得意で1998年に発売された「DAM-G128」では確か3000曲近い本人映像が売りでした。
でもそれ以外は昔のLDに使われていた背景画像を使用してました。

当時は、そんなに違和感は無かったのですがDAMG50~G100にかけても同一の映像が使われた為、業者からもクレームが有りました。

プレミアに変わってからも新しく映像は追加はされてますが過去に使われたBGVもやはり継続されています。
アニメではカットされたものも有ります。

すべての映像を取り直すと確かに莫大なお金がかかるでしょう。
本人映像は今、DAMにしてもJOYにしても積極的に取り入れてます。
でも著作権問題や事務所側のNGが多いのもありますからすべての曲には難しくなります。→著作権がカラオケのどの部分に関わっているのか徹底解説



映像の中の役者はプロの人?

劇団に所属する役者さんなんかなんでしょうね。
レコード会社と専属契約を結んでる人も居るんだと思います。

カラオケ映像には同じ女優さんや男優さんがいろんな曲目に出てきますので多分そのレコード会社と契約して出演しているんじゃないかと思います。

売れっ子さんは物凄い沢山の映像で出てきますから、あれで相当の収入になるんじゃないかと想像しています。

アニメ映像総曲数
[DAM]
・LIVEDAM=616曲
・プレミアDAM=637曲
・BBサイバーDAM=603曲
[JOYSOUND]
・クロッソ=856曲
・ウェーヴ=868曲
DAMはアニメの曲や映像に「力」を入れてないのが良く分かりますね。
逆にJOYの方が最近のアニメも積極的ですしアニメでは有りませんがボカロ曲等のリクエスト曲にも映像を付加しています。


日本全国でブームを巻き起こしているカラオケ。とくに若者がボックスへ詰めかけていることは、見逃してはなりません。

もちろんこのような現象を、マーケット感覚にたけた大企業が黙って見ているわけがありません。ボックスに詰めかける若者に、自社製品をどうにかしてPRしたい、そう考えるのは企業の宣伝マンとして至極当然のことかもしれません。

通信カラオケの曲と曲の間には、リクエストのランキングが映像で流れる仕組みになっているものがありますが、もう少し商売っ気が出てくると、曲間の部分を生かして、そこを企業の宣伝スペースにしてしまおうという考えも出てきます。

今はどこもかしこも広告だらけ。JR線の切符の裏側、磁気データが入ったところにも何やら商品名が刷り込まれていることがあるし、首都高速の領収書にだって広告があります。

ふだん何気なく目にしているものに、これまたさりげなく広告を載せておく。サブリミナル効果とまではいかないまでも、知らない間に潜在意識に刷り込まれているかもしれません。カラオケの曲間は、盛り上がった後でホッと息をつく瞬間。気がゆるんでいます。そこにパッとCMが現れて、「何だ何だ?」と気をとられる。効果的でかつユニークな宣伝方法ではないでしょうか。

95年には、これを現実におこなう企業が出てきました。広告元は日清食品。カップめんでおなじみのメーカーです。

これに、通信カラオケ機器メーカーのギガ、ネットワークス、カラオケボックスをチェーン展開しているカミパレス(店名は「ドレミファクラブ」)がタイアップして、曲の間の映像にカップめんのCMを映し出す、というのが実現したのです。

曲と曲の間に必ずCMが入ることを考えれば、1回あたりの時間がさほど長くなくても、繰り返し同じCMを見ることによって、商品のパッケージや名前は確実に覚えさせることができます。ギガネットワークスでは、カラオケボックスを1回利用するごとに約30回同じCMを見ることになる、とも推測しています。

どうやらカラオケボックスを頻繁に利用する若者は、カップめんの中心ターゲット層でもあることを敏感に感じ取ったようです。ここで新発売の商品を流せば、新しもの好きの若者のこと、よろこんで買いに走ることも十分考えられます。

何といっても、今や女子高生がコンビニでカップめんを買い、その場でお湯まで入れて、道端で食べてるような時代ですから。先ほど述べたように、プリクラとカラオケを合体させてしまったのも、今いちばんあざとい商売感覚からくるものなのではないでしょうか。

この記事を見た人は、下記にも注目しています!